お 知 ら せ



2010年6月6日、CAPINブログは引っ越しました。


http://www.capinew.jp/blog/

変わらぬご支援をお願い致します。







3月市議会に提出した「つくば市独自の動物愛護行政を導入する請願」は継続審議となり、
閉会中の5月24日の環境経済常任委員会での審議を経て
6月18日市議会(本会議)で趣旨採択となりました。

皆様の温かいご支援とご署名のご協力に支えられてここまで参りました。
心より感謝申し上げます。



★6月市議会・市長宛てに提出した署名を合わせた集計結果です★



【総計:14,698 筆】



内訳つくば市:3,228 つくば市以外の茨城県:4,057 茨城県以外の国内:7,388 海外:25 (このうちのネット署名:944)





皆様、ご協力ご支援、誠にありがとうございました。会員一同、心より感謝申し上げます。m(_ _)m 





2009年11月1日

動物病院の待合室で

一か月ほど前のことです。

雑木林で捕獲保護した猫を、良心的だという評判の動物病院へ連れていき、
検査と避妊手術を依頼しました。

2週間近く入院しましたので、ちょくちょく面会にでかけていた
ある日、
待合室に初老の夫婦が持ち手付きの段ボール二つを手に提げて現れました。

服装はあまり立派ではなく、独特の雰囲気があります。

何か違和感がありましたが、
気のせいと思い直し、箱から取り出される2か月未満の子猫ちゃんに目をやれば、
抜群の可愛らしさ、この病院ではめったに見ない純血猫のようです。

あまりに可愛らしいので、声を掛けました。

「可愛いですね!」
「これはスコティッシュフォールドだよ。カリシって言われてな。」

カリシ・・・!

出し入れする箱がキャリーケースではないので、
「拾われたんですか?」
と単純に尋ねたところ、
「いや”市場”から戻されたんだよ。
チェックした医師は大丈夫って言ってたのに、向こうで病気を見つけられちまって。」

その話しぶりはきわめて無邪気。

私は言葉を失いました。

男性の膝から胸元へ登っていく子猫は、どう見ても飼い主に甘えているように見えます。
車へ書類を取りに戻るため、男性は箱に子猫を戻します。
元気そうに見える子猫は箱からぴょんと顔を出します。

女性のほうが子猫の首を軽く握って箱の底へ再度戻します。

男性が戻ってきました。
手にしていたのは、おそらく”出荷一覧表”。

猫の毛色について「これはレッドなんたらだから・・」
口にしていましたが。

病院に連れてくるだけマシなのかもしれません。

ホームセンターのペットショップ。
陳列ケースの中にいる子犬、子猫たちはこういう人たちが繁殖させているのですね。

ひとつの現実に触れました。

              蘭

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